基礎編 その2



ゲームシーン(Stage1)オープン

 ここからいよいよゲーム部分を作っていきます。
[Stage1]をダブルクリックしてシーンを開いてください。このシーンファイルがゲーム本体となります。

なお、[Scene]で何も写ってない もしくは やたら画像に近い状態で表示されていることがありますが、その場合は[Hierarchy]にある[--FrontImg--]オブジェクトをダブルクリックすると全体表示になります。
 
 また、[Hierarchy]にオブジェクトが数種類ありますが、この中で実際設定を触るのは [--○○○--]と名前に--で囲まれたもののみとなります。



次にゲームウィンドウを開いて、スクリーンサイズが800x600になっているか確認をしてください。
もしなっていなかった場合、下の[+]をクリックして、"Type"を[Fixed Resolution]に変更して、その下の"Width & Height"に[800x600]を入力して追加してください。
(もちろん、他のサイズでも可能ですが、基礎編は800x600で話を進めていきます)

【参照】: [応用編 画像サイズの変更]



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前面画像・後面画像の設置
次に、前面画像(脱衣前)・後面画像(脱衣後)の設置を行います。

 Hierarchyから、[--FrontImg--]を選択してInspectorに設定を表示してください。その中にあるSpriteRenderer > Spriteに前面(脱衣前)画像をドラッグ&ドロップしてください。するとSceneに表示されている画像が置き換わります。

そして、次にHierarchyの[--BackImg--]を選択して、先ほどと同じ作業を行い Spriteに後面(脱衣後)画像をドラッグ&ドロップしてください。

なお、後面画像は前面画像に被って見えない状態ですので、後面画像を確認したいときは[--FrontImg--]オブジェクトを非表示にしてください。(確認後は必ず表示状態に戻してください
 


※補足
 
 上図のように、置き換えると画像がすごく小さくなっている場合、画像の設定を忘れていますので、設定を行ってください。

【参照】: [基礎編 画像の読み込み・設定]


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コンフィグ設定
 次に、ゲーム(マインスイーパー)の設定を行います。Hierarchyの[--UserConfig--]を選択すると、Inspectorに下図のようなコンフィグ設定が出てきます。
 
 各項目の説明をしていきますが、表が赤いものは応用編で使用するものです。後ほど詳しく説明しますので、今は背景の白い表のみ設定を行ってください

現ステージのファイル名 (cStageStr)
現在開いているシーンファイル名を入力。[Stage1]を開いている場合はデフォルトで入力されているのでそのままで。
 【参照】: [応用編 複数ステージ作成]

次ステージのリンク先ファイル名 (NextStageStr)
複数ステージを作成する場合、次のステージのシーンファイル名を入力。
なお、無記入だとそのシーンファイルのステージがラストステージとなります。
  【参照】: [応用編 複数ステージ作成]

セル幅 (cCellScale)
セルの幅を設定します。入力する数字は倍率で、入力した数値×100pixがセルの大きさになります。([1]と入力すると100pix、[0.5]で50pix、[2]で200pix四方の正方形が作成されます)
ゲーム開始時、設定した大きさのセルが自動で画面いっぱいに設置されます。
 ※注:あまりにセルが小さいとセルが多くなり処理が重くなるので、800×600の大きさの画像の場合、[0.3]までにしておくことをお勧めします。

地雷の総数 (cMineTotal)
設置する地雷の個数です。
(当然ですが、設置されるセルより多く設定するとエラーが出てきます)

地雷の手動設置 (cManualMainSet)
通常、地雷はランダムで設置されますが、これを使用することにより好きな場所に地雷を設置することができます。
 【参照】: [応用編 地雷の手動設置]

制限時間 (TimeLimit)
制限時間を設置します。単位は「秒」で、9999秒まで設定することができます。
また、0に設定すると制限時間なしになります。

クリア時のソナー追加数 (SonarBonus)
ステージクリア時、追加するソナーの数。

妄想スイーパーのルールとして、ゲームオーバーになってもソナーは回復せず、ステージクリアのみボーナスとしてソナーが補充されていきます。

なお、ラストステージの場合は この設定は意味がないので、基礎編を通している方は無視していただいて構いません。

フレームの不透明度 (FrameAlpha)
セルの外枠の不透明度です。[0]でフレームを消すことができます。
:値[1]
:値[0.5]
:値[0]

後景暗幕の色・不透明度 (cBackBlindColor)

後景暗幕を数字の部分だけにする
(cBackShadingBool)
まず後者の方を説明します。
【後景暗幕を数字の部分だけにする】をチェックすると、数字部分だけにぼかした暗幕をかけて、チェックを外すと後面画像全体に暗幕をかけます。(下図参照)
:チェックあり
:チェックなし
 そして、【後景暗幕の色・不透明度】は、その暗幕の色と不透明度を設定します。

マスクを破断形状にする (BreakingMask)
前面画像をマスクして消す時、そのマスクの形状をギザギザの破断形状にするか矩形形状にするかの設定です。
:チェックあり
:チェックなし



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テストプレイ

 コンフィグが完了しましたら、テストプレイを行います。プレイボタンを押してゲームを実行してください。ひと通りプレイできますので、難易度やデザインが気に入らない場合はコンフィグを設定し直して 納得いくまで再びテストプレイを行ってください。

※補足
後ほど説明しますが、ステージ毎のコンフィグとは別に、[title]シーンファイルに全体のコンフィグがあり、そこに初期ソナー数とギャラリー用パスワードの設定があります。
[Stage]からプレイすると、ソナー数は5個に固定、またクリアしてもパスワードは表示されません。もし、その設定を反映させたい場合は[title]シーンからプレイしてください。


 これでゲーム部分は完了です。セーブをして次の工程へ進みましょう!



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