基礎編 その1



まず初めに
こちらでは、まずアセットを使用して最低限遊べるマインスイーパーを作っていき、その都度説明していきます。

本アセットを使用してマインスイーパーを作るためには、当然Unityが必要になってきます。Unityとはゲームエンジンの一種で、これを使用することにより様々なゲームを作ることができます。昨今の家庭用ゲームやスマホゲームなんかにも このエンジンがよく使用されています。

ここではUnity自体の内容の説明は割愛します。ある程度Unityを扱える人向けに説明していきます。(最低限 Hierarchy・Inspector・Project・Consoleがどの部分を差すかが分かる程度)
ですが、Unity(Personal)自体は ほとんどの方は無料で使用できるうえ、初心者向けの参考書も多数販売されていますので、興味を持たれた方は一度触ってみてはいかかでしょうか。

また、本アセットも ユーザーがすることは だいたい画像の入れ替えやコンフィグの設定のみで C#スクリプトはまず触りませんので、Unityのインストールからゲームの書き出しまでができれば、比較的簡単に作成することができると思います。

Unity本体はこちら →  https://unity3d.com/jp/



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 Unityバージョンについての注意事項
本アセットはUnityのバージョン 2017.1.0f3 で作成しています。そのときに追加された新機能(SpriteMask)を使用していますので、それ以前のバージョンでは正常に動きません。必ずそれ以降のバージョンで開くようお願いいたします。



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Unityアセットのダウンロード
 
 まず、ねここやの [ 妄想スイーパーUAsset ]の特設ページにある 【妄想スイーパーUAsset Unityパッケージ】からZipファイルをダウンロード、解凍をしてください。その後に出てくる[MSUasset_v○○○.unitypackage](◯はバージョン数)が本アセットとなります。



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素材の用意
 最低限必要な素材は以下になります。

 ●脱衣前・脱衣後の画像 (800×600)
 :脱衣前 (800×600・PNG推奨)

:脱衣後 (800×600・PNG推奨)
脱衣前と脱衣後の画像を用意します。画像サイズは幅800pix×高さ600pixを推奨しています。
もちろん、(WebGLの場合) 縦長やこれ以外のサイズでもできますが、このサイズだと特別な設定をすることなく進められますので、基礎編ではこのサイズのまま進めていきます。

【参照】: [応用編 画像サイズの変更]


以下の素材はなくても動作しますが、あった方がより質の高いものが仕上がりますので、ぜひ挑戦してみてください。詳しい説明は[応用編]の方で説明しています。


 ●タイトル画像
:タイトル画像(400×150・透過PNG)
タイトル画面に出す文字の画像です。デフォルトでは[妄想スイーパーUAsset]と出ますが、変更したい場合はタイトル画像を用意してください。サイズは400pix×150pixで、透過PNGで作成してください。

【参照】: [応用編 タイトル画像の変更]


 ●複数ステージ用 脱衣前・脱衣後画像
ステージ2、ステージ3…と複数ステージを作る場合は、各ステージの脱衣前・脱衣後の画像を用意してください。その際、必ず画像サイズは全て統一してください。なお、ステージ1の脱衣後画像をそのままステージ2の脱衣前画像にする等、使い回しが可能です。

【参照】: [応用編 複数ステージ]


 ●効果音
デフォルトでは何も音はしません。クリック音やゲームオーバーなどの効果音を設定したい場合は、音ファイル(wave もしくは mp3)を用意してください。全ての効果音を鳴らすには7種類の音ファイルが必要です。

【参照】: [応用編 効果音の設定]


 ●Other(広告・自己PR)用画像

本アセットは、サークルの新刊・既刊の広告 もしくは HP・Pixiv・Twitter等の自己アピールを表示する機能があります。利用する場合は、その画像(PNG推奨)を用意してください。画像の大きさはゲーム画像に合わせてください。

【参照】: [応用編 Other(広告・自己PR)の作成]




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Unityプロジェクト作成
 Unityプロジェクトを作成します。その際、必ず2Dモードにして作成してください。



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 アセットの読み込み・ビルドセッティング


プロジェクトを作成したら、メニューの[Assets > ImportPackage > CustomPackage...]をクリックし、ダウンロードした本アセット(MSUasset_v○○○.unitypackage)を読み込み、その後に出る画面はそのまま(すべて選択された)の状態で[Import]を押してください。



 
 するとProjectにファイルが読み込まれます。様々なものが読み込まれますが、基礎編で触るのはシーンファイルの[title][Stage1]のみとなります。


次の項目へ行く前に、先にビルドセッティングを行いましょう。(これをしないとテストプレイの時 シーン間移動ができません)


 メニューから[File > BuildSetting]を選び、出てきた画面にシーンファイル【title】【Stage1】を [Scenes In Build] にドラッグ&ドロップしてください
読み込まれたら、必ず【title】を一番上にしてください。これはゲーム開始時、最初にどのシーンを読み込むかの設定です。もし順序が入れ替わっている場合はドラックして入れ替えることができます。
後ほど追加機能でシーンを追加していく場合がありますが、【title】を先頭にさえすれば、後の順序はどのようにしても構いません。

設置が終わりましたら、ビルドセッティング画面は閉じて構いません。



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 画像の読み込み・設定
 画像が入っているフォルダから、[Project]へドラッグ&ドロップして、画像を読み込みます。

ただ、読み込んだままの画像設定では、[Scene]上では画像がすごく小さく表示されます。ですので、読み込んだら画像設定を直す必要があります


 読み込んだ画像を選択し、[Inspector]に画像設定を表示させます。表示させたら、@[Pixels Per Unit]を”100 → 1”に変換、A[Pivot]を”Center → Top Left”に変換、そしてB[Apply]を押して設定を確定させてください(意外と忘れがちです)。

応用編で複数ステージを作る際さらに画像を読み込みますが、必ず取り込んだ画像全てにこの画像設定を行ってください。(なお、タイトル画像のみA[Pivot]はCenterのままにしてください)




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