応用編 その2



Gallery(ギャラリーモード)作成
本アセットは、画像を閲覧することができるギャラリーモードも備え付けております。これでゲームをクリア後に、ご褒美としていつでも画像を閲覧することができます。


ギャラリーモード作成の前に、「妄想スイーパー」がどのようにしてギャラリーモードを解放するのかを説明します。
 
 まず、ゲームの全てのステージをクリアすると、パスワードが表示されます。

そして、タイトル画面から[Gallery]を選ぶとパスワード入力画面が出てくるので、そこに先ほどのパスワードを入力するとギャラリーモードに移動することができます。

このように、本アセットはパスワードでギャラリーモードを開放します。セーブ機能は一切使用していませんので、ファイルが増える・書き込まれるなどの心配をする必要はありません。

ギャラリーモードを使用する場合、忘れないうちにまずはビルドセッティングを行いましょう。ビルドセッティングを開いて、[Gallery]シーンファイルを登録してください。これをしないとシーン間移動のときにエラーが出ます。

【参照】: [基礎編 アセット読み込み・ビルドセッティング]




それでは、ギャラリーモードを作成していきましょう。[Gallery]シーンファイルを開いてください。

まずは、ギャラリーを読み込んだときに最初に表示する画像を設置します。
これは今までの画像設置を同じで、Hierarchyから[--ImgBack--]を選択して設定を表示、[Sprite]に画像を設置してください。設置する画像はタイトルと同じにした方がいいでしょう。




 次に、ギャラリーのコンフィグ設定を行います。Hierarchyから[--GalleryConfig--]を選択して設定を表示してください。設定の内容につきましては順を追って説明していきます。





まずはギャラリーに設置したい画像の登録を行います。コンフィグ設定の[ギャラリー画像(GalleryImages)]の[Size]に、登録したい画像の枚数を記入してください。すると項目が増えるので、そこに登録したい画像を設置してください。



次に、パネルにあるドロップダウンメニューの項目の追加と名前の変更です。
 
コンフィグ設定の[リスト名(ImageNames)]の[Size]に、登録した画像枚数を入力してください。([ギャラリー画像(GalleryImages)]の[Size]と同じにすること)
すると項目が増えますので、そこに項目名を記入してください。
なお、リスト名は半角英数字推奨です。(日本語も入力できますが、おそらくWebGLでは表示されないと思います)

[ギャラリー画像]と[リスト名]の各項目([Element◯])はリンクしてますので、ドロップダウンメニューからリスト名の項目を選ぶとその画像が表示されるようになります。
試しにプレイボタンを押してドロップダウンメニューにリストが登録されてるか、また選択したら画像が切り替わるかをテストしてみてください。
 




最後に、必須ではありませんが、[スペシャルページへのURL]の説明をします。この項目にはURLを記入してください。
すると、パネルにスペシャルページの項目が追加されます。その中の[Go to Web]をクリックするとブラウザが立ち上がり、記入したURLへ飛ぶことができます。

この機能の使いみちはといいますと、例えばですが…
「クリアしたプレーヤーに高解像度の画像を閲覧・保存してもらいたいが、このギャラリーは閲覧しかできないので高解像度の画像を貼り付けたHTMLを用意してそこに飛んでもらおう」
という使い方ができます。



これで[Gallery]シーンの設定は終わりですので、シーンの保存をしてください。あとの作業は[title]シーンからギャラリーへのリンクを設定するだけです。




[title]シーンファイルを開いて、Hierarchyから[--AllConfigDirector--]を選択して設定を表示した後、[ギャラリー用パスワード(setGPassword)]に好きなパスワードを入力してください。これだけで ゲームクリアでパスワードが表示、タイトル画面に[Gallery]ボタンが表示され、そのパスワードを入力するとギャラリーページに飛ぶことができます。



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Other(広告・自己PR)作成
本アセットは、ゲーム内に新刊・既刊の広告や自己PRを表示することができるOther機能が備わっています。プレイしてくれた方に自分の他の作品を紹介したいときなどにご利用ください。


このOther(広告・自己PR)が出るタイミングは、

・タイトル画面で[Other]ボタンを押した時
・ゲームオーバー、ステージクリア時に出てくる[Exit]ボタンを押してタイトルに戻る時
・ギャラリーページから出てタイトルに戻る時


この3種類のときにOtherの中身が表示されます。


 
:PNG画像(画像サイズはゲーム画像にあわせてください)
それでは作成していきましょう。用意する素材は、広告や自己PRが書かれた画像一枚のみです。画像サイズはゲーム本体で使用する画像サイズに合わせてください。

そして画像をProjectに読み込みますが、毎回説明しているとおり 画像設定は忘れずに行ってください


 
Otherを使用する場合、例のごとくビルドセッティングを開いて[Other]シーンファイルを登録してください。



前準備はこれで完了です。それでは、[Other]シーンファイルを開いてください。

 
Otherでやることは、バック画像の変更のみです。Hierarchyから[--ImgBack--]を選択して設定を表示、[Sprite]に画像を登録してください。

これで完了です。プレイボタンを押すとフェードインしてPR画像が表示され、クリックするとフェードアウトで画像が消え、タイトルに戻ります。

あとはセーブをして、タイトルからこのシーンにリンクを貼るだけです。



[title]シーンを開いて、Hierarchyから[--AllConfigDirector--]を選択して設定を表示してください。



あとは、設定の[Other(PR)のリンク先ファイル名 (SetOtherStr)]に、先程作ったシーンファイル名(Other)を入力してください。




これでOtherは完了です。タイトル画面に[Other]ボタンが表示され、クリックするとPR画像が表示されるはずです。また、ゲームオーバー・ゲームクリア・ギャラリー脱出時にも表示されることをお確かめください。



 今回、Ohterの中身はPR画像を表示するだけですが、もちろん改造も可能です。できる方はギミックを搭載してみたり、HPへのリンクを貼ったり、VideoPlayerコンポーネントを使って動画を貼り付けたりしてみてはいかがでしょうか?

また、プリセットのOhterシーンファイルを使わず自分が用意したシーンファイルを使用することもできます。その場合は、[Other(PR)のリンク先ファイル名]に自分の用意したシーンファイル名を記入してください。([title]へのリンクを忘れずに)



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