レポート
【B2 -ブロック崩し-】の作り方(アイテム・ボール加速編) |
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前回ではB2を使ってJAVAレベルのブロック崩しの作り方を説明しましたが、今回はB2最大の特徴であるアイテムとボール加速について説明します。
と、ここで「アイテムはわかるけど ボール加速ってナニ?」という方もいるかと思いますが、ボール加速というのは
ボールがパドルを離れてから時間が経てば経つほどボールスピードがアップしていくという機能です。
では、どうしてアイテムとボール加速を一緒に説明するかといいますと、設置する作業工程が全く同じなので、同時に説明した方が手間が省けるからです。
なお、この講座 アイソトニクス様のHPではどこに記載されているかといいますと、『TOP→FLASH→B2』内の『エディタ未搭載の設定ファイル記述オプション』項に記載されていますので、もしこちらでわかる方がいましたら、こちらの方を参考にしてください。
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| ○ 0:前準備 ○ |
え〜… 前準備…というよりも、いったいどこを弄くればアイテム・ボール加速を加えることができるかを説明いたします。
「エディタ内のどこを探してもアイテムを入れられるような項がないのですけど…」と思われますが、結論を言いますと
B2エディタ内ではアイテム・ボール加速を設置することができません。
では どうやって設置するかといいますと、エディタで作り上げた設定ファイルの中身を直接書き換えることによって設置することができます。はい、この作業 嫌がる人は本当に嫌がる作業なのですよ…(^^;
それでは、前回【初級編】で作り上げた「sample」セットを使用して、講座の続きをしていきます。
まず、「sample」フォルダ内にある設定ファイル「sample.txt」をダブルクリックしてください。前回の講座どおりで保存していたら、最低でも[メモ帳]で開くはずです。
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図1:設定ファイル内 |
「ぎゃ-!! 字がいっぱい出てきたーー!! タスケテーー!! チヌーー!!」という方は落ち着いてください。落ち着いてよーくよーく見てみると、なんとなく意味はわかるはずです。
この文字列は、エディタで設定した項目を半角英数字だけで一まとめにした物です。この中の一部分を書き換えてボール加速を、新たに後ろに文字をつけることによってアイテムを入れることができます。
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| ○ 1:ボール加速 ○ |
ボール加速の方が設置が簡単ですので、まずこちらから説明いたします。
設定ファイル内をくまなく探して、[baseSpeed=16]という文字を見つけてください。検索機能を使うと楽かと思われます。
見つかりましたか? では、その文字を、
[baseSpeed=16] → [baseSpeed=16,10,30,2,16]
に変えてください。
え〜と、上の文字を言葉で説明しますと、
「[ベーススピード16] → [ベーススピードを最初は16にして、10秒から40秒の間に2次関数のペースで32まで増やす」
という意味になります。
では、書き直した文字の各パラメータの説明をします。
○[baseSpeed=<※1>,<※2>,<※3>,<※4>,<※5>]
・<※1>基本速度:最初のスピード
・<※2>加速開始秒:加速が開始する時間(秒)
・<※3>加速維持秒数:加速が開始してから何秒までスピードを増やしていくか。最初からの秒ではなく加速開始秒からの秒を入れることに注意
・<※4>加速指数:[入れた数]次関数のペースで増やしていく。意味がわかる方もわからない方も変えない方が吉かと思われます…(^^;
・<※5>加速幅:最終的にどれぐらいのベーススピードを足していくか。これも、基本速度からの数字を入れることに注意してください。だから最終速度は[基本速度+加速幅]となります。
なお、これは今後にも適応される注意ですが、無駄な改行やスペースは一切入れないでください。B2ではそれも一つの文字として認識してしまい誤作動を起こしてしまうからです。
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図2:ボール加速の記入例
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| ○2:アイテム設置○ |
では次に、お待ちかねのアイテム設置です。
設定ファイルの最後に、下図のように明るい部分の文字を追加するとアイテム設置ができます。
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図3:アイテム設置(クリックで拡大表示) |
え〜、わざわざ見ながら手入力でするのはややこしいと思いますので、以下のテキスト領域からそのままコピ-&ペーストしていただくと、その時点でアイテムが使用できるようになります。
ここでも、コピペした後にスペースが入ってないかどうか注意してくださいね。(特に先頭や末尾の部分)
なお、図3の文字列の最後にある[EOF]は、ここが最後ですよという自分が使用しているテキストエディタの表示機能ですので、メモ帳ではこの機能がついていませんので、実際には入れないでくださいね。
さて、ここから各パラメータの説明をいたします。
・itemSpeed=<基本速度>,<加速開始秒>,<加速維持秒数>,<加速指数>,<加速幅>
アイテムが落下する速度。パラメータ入力は基本的にボール加速と同じ。
・itemFromBlocks=<基本頻度(%)>,<頻度変化開始秒>,<頻度変化維持秒数>,<頻度変化幅(%)>
・itemAtTimes=<基本頻度(%)>,<頻度変化開始秒>,<頻度変化維持秒数>,<頻度変化幅(%)>
アイテムが出現する確率設定。[itemFromBlocks]はブロックを崩したときにアイテムが出る確率、[itemAtTimes]は画面上部からアイテムが雨のように降ってくる確率。これも単位の違いと<加速指数>がないだけで、ほぼボール加速の設定と同じ。
・item=#<※1>,<※2>,<※3>,<※4>,<※5>,<※6>,<※7>,(<※8>,<※9>,<※10>),#<※1>…
<※1>アイテムNo.:そのアイテムに番号を付ける
<※2>アイテム種:アイテムの種類の選択。詳しい説明は後ほど。
<※3>出現率:そのアイテムが出る確率。実際の計算は『そのアイテムの入力した出現率/すべての出現率の和』で、たとえば#1を1、#2を3、#3を5とした場合、#1の出る確率は1/9になります。
<※4>ゲージ幅:そのアイテムの持続時間。または回数。
<※5>得点設定
<※6>SEファイル:効果音ファイル指定
<※7>SEVol:効果音量
(<※8>,<※9>,<※10>)アイテムパラメータ:アイテム固有の設定。アイテムにより設定の個数や意味が異なりますのでご注意ください。詳しい説明は後ほど。
すべてのアイテムで共通な設定は<※1><※3><※4><※5><※6><※7>です。それ以外の設定やアイテムの説明は別表でまとめておきますので、下のリンクから飛んでください。
●アイテム種とそのパラメータの表●
まぁ、ここが一番ややこしい部分ですので、がんばって理解してください。(^^;
わかりにくいという方はコピペをした後、無理に弄くらないで 出現率だけ変えた方が無難かも。(^^;
・itemGuide=(true/false)
ゲーム中にアイテム説明を入れるかどうかの設定。trueで入れる。falseで入れない。
また、上のテキスト領域には入っていませんが、下の項目も入れると使用できますので、お試しあれ。
・defaultItem=アイテムNo
初期アイテムを指定します。取得したアイテムを使い終えた時もこのアイテムに戻ります。
なお、これを設定しなかった場合、アイテムNo.1がデフォルトアイテムになります。
・defaultItemRestore=回復値
初期アイテムの回復度を指定します。使用時の1減に対しての比率になります。
以上で、アイテムの設定が完了いたしました。あとはそのまま保存して、そのB2を貼ったhtmlを開くと、アイテムが出現いたします。
ここに、流れに沿って作った設定ファイルを置いておきますので、解凍後「sample」フォルダ内にファイルを入れ、「sample.txt」ファイルを上書きしてください。
●設定ファイル(sample.txt)をダウンロード●
なお、補足として アイテム種には同じアイテムを入れることが可能です。たとえば同じアイテムでも威力の異なるものを入れたいというときに利用してください。
あ、最後に重要な事を。これらを設定した後、再びB2エディタで開いて保存すると、ボール加速やアイテムの設定が消えてしまうので、もし設定した後ふたたびエディタで作り直したいときは、ボール加速・アイテムの設定を別の所にコピペして残しておくのをお忘れなく。
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| ○3:それでもややこしいという方は○ |
「やっぱり文字を見るのはややこしいぞ!!」「もっと簡単に設置できる方法はないの?」という方のために、実はもう少し簡単な方法があります。
それは、エディタを使用して設定することです。
「……え!? さっきエディタでは設定できないと言わなかったか?」と言いたくなりますね(^^;
実はアイソトニクス様のところで配布されているエディタとは別に、鬼壁様が[oniB2editor]というB2エディタを配布されています。 |

図4:[oniB2edhitor]
ダウンロードは鬼壁様のHPにて(注:激しく18禁サイトですのでご注意ください) |
本家B2エディタの欠点を補い、よりわかりやすく、そして使いやすくしたツールです。最大の特徴はエディタ上でアイテム設定が行えるところですね。
「おいゴルァちょっとまて!! いちいち初級編から説明するよりも、初めっからこれを紹介すればよかったんとちゃうか!? あぁっ!!」と言われそうですね。(^^;
では、そういう方に課題。自分のB2作品にある「爆破ステージ」みたいなものを作ってみてください。今までの説明でちょこっと応用すればできるはずですから。
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